1 はじめに
政府による緊急事態宣言が全国で解除されたこと並びに用具の使用によって飛沫の飛散を一定程度防止できることが確認されたことに伴い、全日本剣道連盟は、6月10日付で「対人稽古自粛のお願い」を解除するとともに、新型コロナウイルスの感染拡大を予防するため、「稽古再開に向けた感染拡大予防ガイドライン」が制定されました。加古川市剣道連盟は、このガイドラインに沿って「稽古再開に向けた感染拡大予防ガイドライン」を制定しました。稽古は再開できても、新型コロナウイルスの発症原因は不明であり、絶滅には至っておりませんので、よろしくご協力くださるようお願いいたします。
2 基本方針 「うつされない・うつさない」ため、各自が意識を持って行動し、新型コロナウイルス感染拡大の抑制につなげる。
3 稽古等に参加できない方
(1) 基礎疾患のある方は、稽古に参加しないこと。(糖尿病、心不全、透析を受けている方等)
◎ やむを得ない事情があり参加しようとする場合は、あらかじめ主治医の了解を得てください。
(2) 体調がよくない場合は、稽古に参加しないこと。(発熱、咳,咽頭痛などの症状がある場合)
(3) 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合は、稽古に参加しないこと。
(4) 過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者と濃厚接触がある場合は、稽古に参加しないこと。
(5) 当面、原則として加古川市剣道連盟会員以外の方の参加はできません。
4 稽古等参加者の遵守事項
(1) 自宅と稽古場所の往復の際にはマスクを着用し感染予防に努めること。
(2) 高齢者は、コロナウイルスに感染した場合、一気に重症化しやすく、また、死亡率も高いと言われています。60歳以上の方は、稽古再開について自らご配慮ください。
(3) 稽古等の前に自宅で検温を行い、発熱がある場合は稽古しないこと。
(4) 稽古等の前に、手洗い、うがい、アルコールによる手指の除菌を行うこと。
(5) 稽古等の都度、参加者の氏名・連絡先の記帳を行うこと。
(6) 着替えは自宅で行うか又は更衣室で密集を避けて行うこと。
(7) 稽古場の床の清掃、除菌を行うこと。※除菌は、施設側で行う場合は必要ありません。
(8) 準備体操、素振り等は、原則一列となって同じ方向を向き、向かい合わないこと。やむなく向かい合う場合又は2列以上になる場合はおよそ2mの距離を取ること。発声も極力控えること。
(9) 稽古等を行う方は、相手への飛沫の飛散を防止するため、必ず「面マスク」を着用すること。◎ 面マスク着用は必須とする。 密閉性の高い医療用マスクは避けること。
(10) 稽古を行う方は、◎主に相手からの飛沫を防止するため、シールドを着用すること。特に、60歳以上の高齢者は着用のこと。
※ シールドとは、眼、鼻、口の部分を覆う程度の大きさで、面金内部に装着する用具のこと。
(11) 面マスク・シールドを装着した稽古により熱中症が発症することを防ぐため、稽古時間の短縮、こまめな水分補給、稽古場の温度管理に常に留意すること。
(12) ◎面マスク・シールドの使用は、新型コロナウイルス感染症が完全に終息するまで。
(13) 密集を避けるため、
①稽古は、適正人数で行う。
②稽古時、元立ち間の間隔は2m以上とする。
③2部制などにより密集を避ける工夫をする。
④休憩時間中はマスクを着用するとともに、過度な接触を避ける。
⑤見学者は、原則、稽古場の内部に入れない。
⑥児童等の保護者は、稽古場で十分な広さがない場合、外で待機するようにしてもらう。
(14) 口からの飛沫飛散を防止するため、
①◎稽古での発声は極力抑制する。
②◎つばぜり合いは避ける。やむを得ずつばぜり合いになった場合は、すぐに分かれるか引き技を出し、◎発声は行わないこと。
(15) 感染リスクを低めるため、稽古時間は1時間を目安とすること。また、30分に1回5分程度、窓の開閉や送風機の使用により、十分な換気を行うこと。
(16) 稽古終了後、先生や先輩等へ礼を行う際は、2mの間隔をあけること。
(17) 稽古終了後は、「面マスク」をビニール袋に入れて持ち帰り、洗浄、除菌を行うこと。
(18) 稽古後、剣道具(特に、面、小手)、使用済みのシールドは、アルコール噴霧により消毒すること。
(19) 剣道着・袴・手拭い、竹刀は稽古終了の都度持ち帰り、洗浄や除菌を行うことが望ましい。
(20) 稽古後も、手洗い、うがい、アルコールによる手指の除菌を行うこと。
5 感染が判明した場合……稽古等の参加者が新型コロナウイルス感染症を発症した場合、速やかに所属団体責任者に報告してください。
6 その他
(1) 剣道具、竹刀、手拭い、タオル、その他剣道に関係する用具は、共用しないこと。
(2) 共用道具類(打ち込み台、太鼓のばち等)、稽古場、更衣室・風呂場等の出入り口のドアノブ、窓のロック・サッシ、その他稽古参加者が接触する箇所は、稽古前後にアルコール等で除菌を行うこと。ただし、施設側で行う場合は必要ありません。
(3) 団体間の交流、出稽古は当面禁止します。
(4) 稽古等の前後においても、厚生労働省が公表している「新しい生活様式」を遵守する。
特に、稽古後に参加者同士で食事を行う場合は、「大皿は避けて、料理は個々に」「対面ではなく横並びで座る」「おしゃべりは控えめに」「お酌や回し飲みは避ける」など。
(5) 加古川市剣道連盟は、このガイドラインを加古川市剣道連盟ホームページ及び加古川市立武道館更衣室(男女)に掲示いたします。
◎加古川市剣道連盟加盟団体(各支部・教室)は、このガイドラインを参考にしながら、使用施設等の実情に合わせたそれぞれのガイドラインを作成し、会員に配布又は稽古場等に掲示し、会員への周知・近隣の理解を得るようにお願いいたします。
1 はじめに
全日本剣道連盟は、6月10日付で「対人稽古自粛のお願い」を解除するとともに「稽古再開に向けた感染拡大予防ガイドライン」が制定されました。加古川市剣道連盟は、このガイドラインに沿って「稽古再開に向けた感染拡大予防ガイドライン」を定め、対人稽古自粛による体力低下や新型コロナウイルス感染症の第二波の懸念を考慮して「稽古再開計画」を策定しましたので、「稽古再開に向けた感染拡大予防ガイドライン」及び「稽古等再開計画」に沿って、稽古等の再開をお願いいたします。
2 共通事項
(1) 加古川市剣道連盟が定めた「稽古再開に向けた感染拡大予防ガイドライン」に沿って、稽古等を再開すること。
(2) 稽古等の都度、参加者の氏名・連絡先の記帳を行うこと。※参加者の把握
(3) 稽古は、面マスクの着用を必須とし、60歳以上の方は面マスクとシールドを着用すること。
(4) 発声は極力抑制すること。
(5) つばぜり合いは避けること。
(6) 準備体操、素振り等は、原則一列となって同じ方向を向き、向かい合わないこと。やむなく向かい合う場合又は2列以上になる場合はおよそ2mの距離を取ること。発声は極力控えること。
(7) 3蜜(密閉、密集、密接)を避け、環境面・衛生面に配慮した稽古等を行うこと。
(8) 各稽古場・施設で決められた遵守事項を守り稽古等を行うこと。
3 加古川市剣道連盟「定例稽古」
(1) 令和2年7月4日から対人稽古を再開する。ただし、対人稽古自粛で体力の低下も予想されるので、各自で稽古時間を定め、徐々に負荷をかけて通常の稽古に戻すようにしてもらうことにする。◎人数が40名を超える使用はできません。
(2) 高齢者(60歳以上)の方は、感染した場合、重症化しやすく、死亡率も高いと言われていますので、特に稽古の再開については、自ら配慮した稽古の再開に努めてください。
(3) 稽古前、稽古後は、必ずアルコールによる手指の除菌を行うこと。
(4) 稽古時の元立ち間の間隔は2mとする。「元立ちの位置に目印のテープを貼ります。」
(5) 掛り手は、元立ちの列に2人までとする。「掛り手間の間隔は2mとして、目印のテープを貼ります。」
4 加古川市剣道連盟「女性剣道教室」
令和2年7月2日から再開する。ただし、再開当初は、基本作法・動作、トレーニング、素振りなどに重点を置いた指導を行い、その後、習熟度に応じた負荷を徐々にかけ本来の指導を行う。◎人数が40名を超える使用はできません。◎稽古前、稽古後は、必ずアルコールによる手指の除菌を行うこと。
5 加古川市剣道連盟「合同稽古会」
令和2年7月18日から実施する。若者剣道専門委員会が実施計画を策定し実施する。しかし、長期の対人稽古自粛期間があったので、大きな負荷をかけないように実施する。
◎人数が40名を超える使用はできません。 ◎稽古前、稽古後は、必ずアルコールによる手指の除菌を行うこと。
6 加古川市剣道連盟「女性稽古会」
令和2年9月13日から実施する。女性・幼児剣道専門委員会で実施計画を策定し実施する。◎人数が40名を超える使用はできません。 ◎稽古前、稽古後は、必ずアルコールによる手指の除菌を行うこと。
7 加古川市剣道連盟「支部会員稽古」
6月10日対人稽古自粛が解除されましたので、全日本剣道連盟及び加古川市剣道連盟のガイドラインに沿った稽古の再開をお願いします。
8 加古川市剣道連盟「少年剣道教室」
6月10日対人稽古自粛が解除されましたので、全日本剣道連盟及び加古川市剣道連盟のガイドラインに沿った稽古の再開を各教室でお願いします。なお、次の事項に特に、留意して、稽古の再開をお願いします。
(1) 再開当初の稽古は、「トレーニング、素振り、木刀による基本技稽古法、面をつけないで級位審査の打ち込み稽古」などに重点を置き、その後徐々に負荷をかけるような計画で稽古を進めてください。
また、面マスクを装着した稽古や暑さによる熱中症の発症を防ぐため、稽古時間の短縮、こまめな水分補給、稽古場の温度管理に常に留意して稽古を行ってください。
(2) 密集を避けるため、
①稽古は、適正人数で行う。
②稽古時、元立ち間の間隔は2m以上とする。
③2部制などにより密集を避ける工夫をする。
④休憩時間中はマスクを着用するとともに、過度な接触を避ける。
⑤見学者は、原則、稽古場の内部に入れない。
⑥児童等の保護者は、稽古場で十分な広さがない場合、外で待機するようにしてもらうなどのご配慮をお願いします。
(3) 口からの飛沫飛散を防止するため、
①稽古での発声は極力抑制する。
②つばぜり合いは避ける。やむを得ずつばぜり合いになった場合は、すぐに分かれるか引き技を出し、発声は行わないようご指導ください。